日本平動物園の「おチビ」ちゃん その1

「おチビ」

このワードでパッと彼女が思いついたアナタ。
日本平動物園のディープなファン、または、ワタクシのTwitterを見過ぎでしょう(笑)

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そう、こちらのおチビちゃんです。

本日は日本平動物園のレッサーパンダ、「ミホ」のお話をいたします。

私の推しメンであるミホ。
なぜ私がミホをここまで好きになったのか、伝わると嬉しいなあと思いながら書いていきたいと思います(^ ^)


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2013年7月9日、日本平動物園に1匹のレッサーパンダが誕生しました。
母は日本平動物園で生まれ、人工保育で育てられた「シー」ちゃん。父は以前も紹介しました「タク」です。
日本平動物園にとっては3年ぶりのレッサーパンダの赤ちゃん誕生となりました。

10月中旬より一般公開され、11月には「ミホ」と名付けられた赤ちゃん。シーちゃんは人工保育育ちでしたが、立派にミホを自分の手で育てました。人工保育育ちの母が自然保育で子を育てる例はとても少なく、国内ではシーちゃんで3例目となりました。

ミホは少し体が小さいのですが、シーちゃんはとてもがんばって子育てをしていました。
飼育員さんはかつて3頭の人工保育を経験した方ですので、ミホのことはきっと大丈夫だろう、と思った方も多いかと思います。


ですが、ミホがここまで成長するまでにはとってもいろーんなことがあったのです。
飼育員さんからお話を聞いても、まあ本当に冷や汗だらけの毎日だったとか(笑)

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ミホはとてもおとなしく、慎重派に見えました。そしてお母さんが大好き。
必ず後ろについて歩いていました。
シーちゃんは、お父さんのシュウシュウに似たのか?はわかりませんが、ミホと比べるとそこまで子どもにべったりではなく、無関心に見えるほどなのですが、実はよく見るとミホを常に気にしている。そんな感じの子育て風景でした。
ときどきスイッチが入って、ミホがぽかーんと見る中遊びまくってるときもありましたが(笑)

シーちゃんがしっかり子育てをしているから元気に育ってるんだなぁ、とこのときは思いましたが、公開までの間には本当に色々あったようで…。

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ミホが生まれてすぐの頃、シーちゃんはかなり戸惑っていたようです。お母さんに育てられなかったシーちゃん、最初に一体何をすべきなのか全くわからなかったのでしょう。
とりあえず大事にしなきゃ、という本能は備わっていたのか、ヒトが巣箱に近づくとウロウロソワソワし、離れるとすぐに子どもの元に戻ったようです。
また、連れ回しの回数も多かったよう。ミホをくわえたまま高いところに登ることもあったとか。より安全なところに子を連れていきたいと思ったのかもしれません。
実はシーちゃん、とっても美形でしっかりした顔立ちですが、割とドジっ子です。というか、大雑把なところがあります。
ミホをくわえたまま高いところに登ったシーちゃん、何故か口を開けてしまい、ミホが床に落下したという事故もあったよう…。幸いミホは無事でしたが、飼育員さんは気が気じゃなかったと話していました。たのむよ〜シーちゃん〜と思ったことでしょう…^_^;

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ミホ公開後、シーちゃんはときどきこのようにキラキラした顔でなぜかミホにマーキングをしていました(笑)
大事な子なの!という主張なんでしょうか?シーちゃん、面白い子です。

なんとか公開の日を迎えられたシー&ミホ親子。仲睦まじく暮らす親子の姿に飼育員さんたちも一安心だったのではないでしょうか。


もちろんそんなことは、ありません(笑)
シー&ミホ親子にはまだまだ待ち受ける試練がありました。


次に続きます(^o^)/

レッサーパンダの楽園「熱川バナナワニ園」

静岡県にかつて住んでいたワタクシですが、静岡県には日本平動物園以外にも素晴らしいレッサーパンダ飼育園館があるのです。
その一つが伊豆にある、「熱川バナナワニ園」!

…レッサーパンダ要素のない名前だと思いましたか。
バナナって…熱帯植物園か!!
ていうかワニかよ!!
というツッコミが聞こえてきそうです。

しかし驚く事なかれ、レッサーパンダ飼育頭数はなんと現在22頭、国内一の頭数です。
かつ、他の動物園にはいないネパール系のレッサーパンダであります。

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この子たちは、2012年生まれの双子ちゃんです。左がメス、右がオスです。
熱川っ子は名前がないのですが、この子達は名前が無いことなどなんの問題もならないくらいに印象的な子達でした。

見に行った当時は2013年,まだこの子達が一歳になったばかりくらいの頃でした。
しかもお昼時ということで、他のレッサーパンダたちはみーんな熟睡…。若いこの子たちだけがもっさもっさ歩いて、ガキガキとオリを登って、もくもくと笹を食べておりました。

そして、飼育員さんが現れた瞬間に、写真のようにピタッと止まりました(笑)
笹をくれ〜という視線、というかガンを(笑)とばしていましたよ。


可愛らしいこの子達、実は血統的にかなり危うい状態でした。聞いた話だと、熱川でしかネパール系のレッサーパンダが飼育されていない&海外からの個体導入がここ数年ストップしているということで、この子達がペアを組める相手が国内にいなかったのです。

日本のレッサーパンダ血統登録者の尽力により、今年、オランダよりネパール系のレッサーパンダ2個体が熱川バナナワニ園にやってきました。
ペリーとオリビアという名前がついている子のようです。久しぶりの海外からのレッサーパンダ導入…とても嬉しいことですね。

そして、その2個体の代わりに、この双子は海外へと旅立ちました。
愛嬌があり、可愛らしい2匹、きっと海外でも人気者になることでしょう。
遠い遠い国から、2匹の吉報がいつか聞こえてきたら…と思います(^ ^)

大好きな双子ちゃん!
海外でもがんばるんだよ!
2匹が幸せに暮らせることを、日本より祈っています。

スミレの初恋

ワタクシごときが恋を語るなという感じですが(笑)
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本日はスミレのお話です。

スミレは周南市徳山動物園生まれの2歳。もうすぐ3歳になる若い女の子です。1歳半のときに日本平動物園にやってきました。

以前も書きましたが、スミレは飼育員さんに「こんなに臆病なレッサーパンダは初めてだ」とまで言われた怖がりさん。
移動の影響もあるかと思うのですが、とても怖がりで、日本平の飼育員さんに慣れるにも1年は必要でした。

2012年12月に日本平に来たスミレ。
同じく夏に埼玉からやってきたオスのタクといきなりペアリングとなりました。
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タクも以前紹介しましたが、可愛いでしょう、この顔。ですが、可愛らしい見た目に反してとても気が強くヤンチャなのです(笑)

タクとのペアリングは、スミレにとっては辛い結果になってしまいました。
タクはスミレと遊びたかったのか、それとも強気に行き過ぎたのか、スミレをモートに2回も突き落としてしまいました。日本平動物園のモートは水がはられているので、水に濡れたスミレはかなり貧相だったとか^_^;
スミレはそれで完全にタクを怖がってしまい、タクの姿を見ただけで震えるようになってしまいました。飼育員さんに対する警戒心も強くなってしまったとか。

その後、日本平のもう一人の男の子、シュウシュウともペアリングを組みました。こちらは比較的落ち着いていたようですが、妊娠には繋がらず。

1年がたち、スミレは2014年1月よりシュウシュウとペアリングを組むことになりました。
飼育員さんには慣れたものの、やはり慎重なスミレはシュウシュウをじっと見つめていました。
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こんな感じ。

一方のシュウシュウは、スミレより10歳も年上です。優しく、紳士的なレッサーパンダとして飼育員さんからもお墨付きをいただいております。
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シュウシュウはスミレと違い、自分は無害ですよ〜と言わんばかりに空気のように過ごしていました。基本的にはスミレに無関心に見えるのですが、実はそうではなく、スミレを怖がらせないようにあえて無関心を装っていたようです。
よーく見ると、シュウシュウもスミレをチラッと見ていました(笑)

そのうち、スミレはシュウシュウの存在に慣れたようでした。リンゴタイムでは隣に並んだり、閉園時も一緒に帰ったり。
ですが、素直になれない年頃のスミレ。
シュウシュウが近づきすぎると、つい怖くなってしまうのか威嚇をする姿も見ました。
シュウシュウはわかっているのかわかっていないのか(笑)、スミレに怒るようなことは全くしませんでした。まるで近づきすぎた自分が悪いとでも言わんばかりに、すぐにスミレの側から離れるのです。
そのうちシュウシュウは、スミレが大丈夫な距離をはかるように行動するようになりました。自分が歩くルートの先にスミレの姿があれば、かち合わないようにルートを変えたり、スミレが気づかないうちに自分に近づいているようであれば遠ざかったり。とんでもない紳士ぶりでした。

スミレは少しずつ、シュウシュウのことを好きになっていったようです。
2月に入ってから、スミレは自分からシュウシュウに近づくようになりました。
それでもまだまだ素直になれないスミレ。シュウシュウに近づいた瞬間、恥ずかしいのかなんなのか、必ずダッシュして離れるのです(笑)シュウシュウも訝しげに見ていました^_^;

勇気を出して、シュウシュウに近づいたスミレ!おっ、今度は逃げていないぞ!がんばれ!とギャラリー約1名は応援します。

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…若干お年のシュウシュウ、ぐっすり。

スミレ、猛ダッシュ(笑)
「なんで寝てるのよ〜〜!!」とアテレコをつけたいくらい、地面でゴロゴロ転がるスミレ。ああ、動画を撮ればよかった…本当にやっていたのですこれ!

可愛いスミレの、初恋です。


2/17,スミレとシュウシュウの交尾が確認されました。
スミレは抵抗せず受け入れたそうです。

しばらくして、スミレとシュウシュウの様子を見に行きました。
以前は1m以上距離をとっていた2匹ですが、交尾後はかなり距離が縮まり、並んで寝るようになりました。
感動しましたよ。
その後もしばらく同居していた2匹ですが、熟年夫婦のように落ち着いていました(笑)

スミレは、シュウシュウのおかげで自分の居場所を見つけられたようです。

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スミレは現在、産休に入り非公開です。
7月には、ミニスミレ・ミニシュウシュウが生まれることでしょう(^ ^)と期待しています。
素直じゃないけれど、一途で可愛いスミレ。きっと、大切に子育てをするのでしょうね。


以上、日本平のスミレの話でした。
スミレ、体を大切にがんばるんだよ〜!
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