えらく間があきました。
2014-08-01-16-03-23

「ごめんね〜」
…みいちゃんに免じてお許しを(^^;;


さて、千葉市動物公園の講演会の話の続きを書いていきます。


千葉市ズーファンのみならず、一般のお客さんも気になっていることは「猛獣類の導入」についてではないでしょうか。

まず、動物の展示スタイルについて話がありました。
今までのゾーンを再編、森林ゾーン、平原ゾーン、湿原ゾーン、子どもゾーン(ふれあい等)の4つの環境に分けられます。
そのゾーンの中を地域(アフリカ、アジア等)、また住み分け(水の中と空の上、樹上と地上など)で更に分けて展示するスタイルになるそうです。

森林ゾーンにはオランウータン、ナマケモノなどが配置、樹上に住む動物と地上に住む動物が森林を共同利用する姿や、森林内をどう移動するかなどを見せるのが目的だそうです。
その他に、なんでも動物館が置かれます…レッサーパンダはここになるのでしょうか?

平原ゾーンは空間のひろがりを生かし、動物の生態を見せるのが目的となります。
キリン、モウコノウマ、ライオンなどが配置されます。園長がかつて見た野生動物たちとその景色を再現したいとのことでした。

湿地ゾーンは小川や沼をうまく利用して、湿地に住む動物の生態を見せることが目的です。具体的には、ビーバーなどにダムを作ってもらいたいということを話していました。見てみたい(笑)

猛獣類の導入に関しては、「食物連鎖を感じてもらいたい」という目的もあるそうです。
猛獣類の導入については賛否両論ありますが、私はこの構想なら導入した風景が見てみたいと思いました。

千葉市動物公園の大きな魅力として、前回の記事で草原ゾーンについて挙げました。
ビルなどの背景が無く、見渡すことのできる広大な土地を持つ動物園はなかなかないと思います。
アフリカの光景の一端がこの広大な土地を生かして再現することができれば…さらに大きな魅力になるのではないでしょうか。


他にも教育事業に関して、集客のために飼育員のガイドの質の向上、ユニバーサルデザインに関してなど細かいところまでどう変えていくか、お話がありました。

一つ一つ、よく考えられている案であると思います。というか、本当にすごいです。リスタート構想に関しては概要版が講演会で配られましたが、リスタート構想の完全版は千葉市動物公園の図書室に置いてあります。ぜひ読んでみていただきたいと思います。
講演会の動画も千葉市動物公園のホームページのリンクから閲覧できるようなので、合わせてどうぞ。


私が一つ気になったのは、「『千葉市動物公園らしさ』がまだよく分からない」というようなことを園長がお話しされたことでした。
リスタート構想は素晴らしいものだと思いますが、他園のマネになってしまう部分も少なからず存在するわけで、そうなると「千葉市の個性」が埋まってしまう恐れがあります。

千葉市動物公園らしさ、というものはなんなのか、園長はもう少し考えたいと話していました。
千葉ズーファンの皆さんはどうでしょう。ぜひ考えてみてください。


講演会の様子は以上です。
つたない表現で申し訳ありません。

勉強になった講演会でした!


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千葉市動物公園のレッサーパンダについてもちょいちょい書きましょう(^ ^)

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この日もとても暑かったですが、昼はリンゴタイム!風太もチィチィも出勤です。
うわあチィチィ暑そうだ(´Д` )笑

この日は代番の女性の飼育員さん。
代番の方のガイドはもちろん初めて聞きましたが、とても面白かったです。
お客さんの質問に答えながら楽しくガイドしてくださいました。
「風太はレッサーパンダの中では、立つのがそんなに上手な方ではないんですよ〜」というまさかの説明が笑えました( ̄▽ ̄)

レッサーパンダのスマホケースを使っている私ですが、それがきっかけで飼育員さんに話しかけていただけました。
メイメイの子どもも順調のようで、公開の日がとても楽しみですね。

その他、レッサーパンダの好きなおばあちゃんに話しかけられて、しばしレッサーパンダってかわいいですよねえとほのぼのとした会話をしたり、ちっちゃい子を見ながら立ち上がるみいちゃんを眺めて小学生とキャッキャしたり、なかなか面白い時間を過ごしました(笑)

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源ちゃん、おばあちゃんそっくりの寝姿ですねえ。
講演会はもちろん、動物公園もとても楽しめた遠征でした。

このほのぼのとした雰囲気も千葉市動物公園らしさなんですかね。
またぜひ訪問したいと思います。