ワタクシごときが恋を語るなという感じですが(笑)
本日はスミレのお話です。
スミレは周南市徳山動物園生まれの2歳。もうすぐ3歳になる若い女の子です。1歳半のときに日本平動物園にやってきました。
以前も書きましたが、スミレは飼育員さんに「こんなに臆病なレッサーパンダは初めてだ」とまで言われた怖がりさん。
移動の影響もあるかと思うのですが、とても怖がりで、日本平の飼育員さんに慣れるにも1年は必要でした。
2012年12月に日本平に来たスミレ。
同じく夏に埼玉からやってきたオスのタクといきなりペアリングとなりました。
タクも以前紹介しましたが、可愛いでしょう、この顔。ですが、可愛らしい見た目に反してとても気が強くヤンチャなのです(笑)
タクとのペアリングは、スミレにとっては辛い結果になってしまいました。
タクはスミレと遊びたかったのか、それとも強気に行き過ぎたのか、スミレをモートに2回も突き落としてしまいました。日本平動物園のモートは水がはられているので、水に濡れたスミレはかなり貧相だったとか^_^;
スミレはそれで完全にタクを怖がってしまい、タクの姿を見ただけで震えるようになってしまいました。飼育員さんに対する警戒心も強くなってしまったとか。
その後、日本平のもう一人の男の子、シュウシュウともペアリングを組みました。こちらは比較的落ち着いていたようですが、妊娠には繋がらず。
1年がたち、スミレは2014年1月よりシュウシュウとペアリングを組むことになりました。
飼育員さんには慣れたものの、やはり慎重なスミレはシュウシュウをじっと見つめていました。
こんな感じ。
一方のシュウシュウは、スミレより10歳も年上です。優しく、紳士的なレッサーパンダとして飼育員さんからもお墨付きをいただいております。
シュウシュウはスミレと違い、自分は無害ですよ〜と言わんばかりに空気のように過ごしていました。基本的にはスミレに無関心に見えるのですが、実はそうではなく、スミレを怖がらせないようにあえて無関心を装っていたようです。
よーく見ると、シュウシュウもスミレをチラッと見ていました(笑)
そのうち、スミレはシュウシュウの存在に慣れたようでした。リンゴタイムでは隣に並んだり、閉園時も一緒に帰ったり。
ですが、素直になれない年頃のスミレ。
シュウシュウが近づきすぎると、つい怖くなってしまうのか威嚇をする姿も見ました。
シュウシュウはわかっているのかわかっていないのか(笑)、スミレに怒るようなことは全くしませんでした。まるで近づきすぎた自分が悪いとでも言わんばかりに、すぐにスミレの側から離れるのです。
そのうちシュウシュウは、スミレが大丈夫な距離をはかるように行動するようになりました。自分が歩くルートの先にスミレの姿があれば、かち合わないようにルートを変えたり、スミレが気づかないうちに自分に近づいているようであれば遠ざかったり。とんでもない紳士ぶりでした。
スミレは少しずつ、シュウシュウのことを好きになっていったようです。
2月に入ってから、スミレは自分からシュウシュウに近づくようになりました。
それでもまだまだ素直になれないスミレ。シュウシュウに近づいた瞬間、恥ずかしいのかなんなのか、必ずダッシュして離れるのです(笑)シュウシュウも訝しげに見ていました^_^;
勇気を出して、シュウシュウに近づいたスミレ!おっ、今度は逃げていないぞ!がんばれ!とギャラリー約1名は応援します。
…若干お年のシュウシュウ、ぐっすり。
スミレ、猛ダッシュ(笑)
「なんで寝てるのよ〜〜!!」とアテレコをつけたいくらい、地面でゴロゴロ転がるスミレ。ああ、動画を撮ればよかった…本当にやっていたのですこれ!
可愛いスミレの、初恋です。
2/17,スミレとシュウシュウの交尾が確認されました。
スミレは抵抗せず受け入れたそうです。
しばらくして、スミレとシュウシュウの様子を見に行きました。
以前は1m以上距離をとっていた2匹ですが、交尾後はかなり距離が縮まり、並んで寝るようになりました。
感動しましたよ。
その後もしばらく同居していた2匹ですが、熟年夫婦のように落ち着いていました(笑)
スミレは、シュウシュウのおかげで自分の居場所を見つけられたようです。
スミレは現在、産休に入り非公開です。
7月には、ミニスミレ・ミニシュウシュウが生まれることでしょう(^ ^)と期待しています。
素直じゃないけれど、一途で可愛いスミレ。きっと、大切に子育てをするのでしょうね。
以上、日本平のスミレの話でした。
スミレ、体を大切にがんばるんだよ〜!
本日はスミレのお話です。
スミレは周南市徳山動物園生まれの2歳。もうすぐ3歳になる若い女の子です。1歳半のときに日本平動物園にやってきました。
以前も書きましたが、スミレは飼育員さんに「こんなに臆病なレッサーパンダは初めてだ」とまで言われた怖がりさん。
移動の影響もあるかと思うのですが、とても怖がりで、日本平の飼育員さんに慣れるにも1年は必要でした。
2012年12月に日本平に来たスミレ。
同じく夏に埼玉からやってきたオスのタクといきなりペアリングとなりました。
タクも以前紹介しましたが、可愛いでしょう、この顔。ですが、可愛らしい見た目に反してとても気が強くヤンチャなのです(笑)
タクとのペアリングは、スミレにとっては辛い結果になってしまいました。
タクはスミレと遊びたかったのか、それとも強気に行き過ぎたのか、スミレをモートに2回も突き落としてしまいました。日本平動物園のモートは水がはられているので、水に濡れたスミレはかなり貧相だったとか^_^;
スミレはそれで完全にタクを怖がってしまい、タクの姿を見ただけで震えるようになってしまいました。飼育員さんに対する警戒心も強くなってしまったとか。
その後、日本平のもう一人の男の子、シュウシュウともペアリングを組みました。こちらは比較的落ち着いていたようですが、妊娠には繋がらず。
1年がたち、スミレは2014年1月よりシュウシュウとペアリングを組むことになりました。
飼育員さんには慣れたものの、やはり慎重なスミレはシュウシュウをじっと見つめていました。
こんな感じ。
一方のシュウシュウは、スミレより10歳も年上です。優しく、紳士的なレッサーパンダとして飼育員さんからもお墨付きをいただいております。
シュウシュウはスミレと違い、自分は無害ですよ〜と言わんばかりに空気のように過ごしていました。基本的にはスミレに無関心に見えるのですが、実はそうではなく、スミレを怖がらせないようにあえて無関心を装っていたようです。
よーく見ると、シュウシュウもスミレをチラッと見ていました(笑)
そのうち、スミレはシュウシュウの存在に慣れたようでした。リンゴタイムでは隣に並んだり、閉園時も一緒に帰ったり。
ですが、素直になれない年頃のスミレ。
シュウシュウが近づきすぎると、つい怖くなってしまうのか威嚇をする姿も見ました。
シュウシュウはわかっているのかわかっていないのか(笑)、スミレに怒るようなことは全くしませんでした。まるで近づきすぎた自分が悪いとでも言わんばかりに、すぐにスミレの側から離れるのです。
そのうちシュウシュウは、スミレが大丈夫な距離をはかるように行動するようになりました。自分が歩くルートの先にスミレの姿があれば、かち合わないようにルートを変えたり、スミレが気づかないうちに自分に近づいているようであれば遠ざかったり。とんでもない紳士ぶりでした。
スミレは少しずつ、シュウシュウのことを好きになっていったようです。
2月に入ってから、スミレは自分からシュウシュウに近づくようになりました。
それでもまだまだ素直になれないスミレ。シュウシュウに近づいた瞬間、恥ずかしいのかなんなのか、必ずダッシュして離れるのです(笑)シュウシュウも訝しげに見ていました^_^;
勇気を出して、シュウシュウに近づいたスミレ!おっ、今度は逃げていないぞ!がんばれ!とギャラリー約1名は応援します。
…若干お年のシュウシュウ、ぐっすり。
スミレ、猛ダッシュ(笑)
「なんで寝てるのよ〜〜!!」とアテレコをつけたいくらい、地面でゴロゴロ転がるスミレ。ああ、動画を撮ればよかった…本当にやっていたのですこれ!
可愛いスミレの、初恋です。
2/17,スミレとシュウシュウの交尾が確認されました。
スミレは抵抗せず受け入れたそうです。
しばらくして、スミレとシュウシュウの様子を見に行きました。
以前は1m以上距離をとっていた2匹ですが、交尾後はかなり距離が縮まり、並んで寝るようになりました。
感動しましたよ。
その後もしばらく同居していた2匹ですが、熟年夫婦のように落ち着いていました(笑)
スミレは、シュウシュウのおかげで自分の居場所を見つけられたようです。
スミレは現在、産休に入り非公開です。
7月には、ミニスミレ・ミニシュウシュウが生まれることでしょう(^ ^)と期待しています。
素直じゃないけれど、一途で可愛いスミレ。きっと、大切に子育てをするのでしょうね。
以上、日本平のスミレの話でした。
スミレ、体を大切にがんばるんだよ〜!