ミホさん、一ヶ月ぶりだね。
去年の冬は、毎週、いや毎日のように会っていたのにねえ。
初めて出会った、2013/11/3の日。
初めて見たコパンダでもあったミホ。まだ名前もなく、シーちゃんの後ろにくっついてよちよち歩いていた。しっぽも短くて、全てが頼りない、それでも強く生きていたミホ。
ミホが日本で一番小さいコパンダなんじゃないかと知ったのはその後のこと。
いろんな方のブログを見たり、他園の情報を集めたりして、ミホの成長の遅さに心配になってしまったり。
年が明けてから、やっとリンゴを食べるようになったあの日の感動。
その日から、目に見えてわかるほどの成長をしてきたミホ。
頼りなかった女の子が、しっかりした体つきになり、走り回るようになり…お母ちゃんと離れてピーピー泣いていた時期もあったけれど、そのうち1人遊びも上手になって、6月を過ぎたらオトナのピカピカ毛並になって。
最近は1人遊びがおかしな方向にいってるような気がするけどね〜(笑)
7月には、かわいい妹が生まれてお姉さんになったね。まつばが順調に成長しているのは、シーちゃんがミホを育てた経験のおかげ。シーちゃんだけでなく、ミホも頑張ったからこそのまつばの成長。
ありがとうね、ミホさん。
飼育員さんの気配に特別敏感なミホさん。エサへの執着なのか、飼育員さんが好きなのかは、ミホさんにしか知り得ないけれど。
飼育員さん、ミホのこと心配しながら見守っていたんだよ。シーちゃんの育ての親である飼育員さんにとって、ミホは孫のようなものだったはず。大きくなってくれて一番喜んでいるのは、飼育員さんかもしれないね。
でも、飼育員さんが用意してくれたごはんはちゃんとぜんぶ食べようね!(笑)
ミホさん、おやすみ。この「またね」が遠い「また」にならないうちに、きっと会いに行くよ。
だっていつかは、どの子も生まれた場所を離れるんだから。ミホはまだわからないけど、なんとなくそう思うから。成長して、大人になったから、そう遠くない日に旅立つんじゃないかなって思うんです。
ねぇ、ミホさん。
ミホが日本平で育ったこと、ミホが忘れても私は忘れない。
どこに行っても、どんなことがあっても、ミホを支えるニンゲンであり続ける。
ミホさんのことが大好きだからね。
沢山のことを教えてくれたミホに、改めて感謝を。
そしてこれからもよろしくね(^ ^)