チャオくーん(´∀`)
過去の記事になりますが…昨年の9月に茶臼山動物園の飼育体験に参加することができました!
ちなみにレッサーパンダ担当の班は外れました!笑
どの班でも良かったので、問題ないですけどね(^ ^)ふふふ
ちなみに、感染症予防のため、小獣舎担当はバックヤードに入ったら、その日はレッサーパンダ舎のバックヤードに入るのは禁止になります( ;∀;)そうよね…そらそうよね…。
体験の参加者は各班2名、私と同じ班の方は動物大好きな素敵な方でした(^ ^)
この班は動物の種類がとにかく多いため、分かれて作業することに。好きな動物がいる方を選んでください、と飼育員さんに言われたのですが…同じ班の方と私、とても気があうようで、好きな動物が丸かぶり…(笑)午前午後で担当を入れ替えて作業することになりました。
ポニー2頭、木曽馬1頭の合計3頭のウマが茶臼山にはいます。
…写真撮り忘れたんですよねぇ…( ;∀;)
ポニーは1番年上のエミちゃん、若い男の子のツッキーくん、木曽馬はとっても美形なさくらちゃん。
エミちゃんはなんというかお姉様という感じで…乗馬体験の時はとにかく褒めるとちょっと得意げになるとかなんとか(^ ^)
ツッキーくんはとにかく元気一杯で、女の人が大好きでした(笑)作業中によく覗きに来てくれました(笑)乗馬体験でも、楽しくなりすぎると元気が溢れ出てしまい、飼育員さんにたまに止められるそうです(´∀`)
さくらちゃんはエミちゃんと仲良しで、よく女子会をしてました(^ ^)それを離れて羨ましそうに見るツッキーくん…という図式がなんとも面白かったです。
ウマの方では、掃除、エサ出し、ブラッシング、乗馬体験の補助など一通りやらせていただきました。
ツキノワグマはテツくんとミヤちゃんの2頭(また写真が無いんですよ…)。
こちらでは獣舎にエサを出したのですが、エンリッチメントの一環で、竹筒フィーダーにエサを入れたり、獣舎内にエサをたくさん隠したりしました。
テツくんが竹筒フィーダーを水の中に入れて、水圧でエサを出しているのを見てビックリでした!
ウマとツキノワグマが終わったら、ライチョウを少し見学。デリケートな動物なので、お世話はできませんでした。
今、いろんな園でニホンライチョウの繁殖も取り組んでますが…なかなか難しいみたいですね。
茶臼山にいたのはスバールバルライチョウですが、飼育を通して、ニホンライチョウの繁殖に繋がっていくことを期待しています。
その後は動物病院(非公開)の掃除をし、エサ作りへ。
エサ作りは、担当動物だけでなく園内ほぼ全ての動物に関して行いました。必要量の果物や野菜などを用意して、それぞれの動物に合わせて切って、バケツまたはお皿に入れて…大量なので大変です。
チンパンジーのエサは個体ごとに内容が違っていて、面白いなぁと思いました。
レッサーパンダのエサも作れるのかな?とワクワクしていたのですが「レッサーパンダは、獣舎の冷蔵庫にエサが保管されてるので、こちらでは作らないんです」とのこと…。゚(゚´Д`゚)゚。
若干ショックを受けていたら、「でも、今日はそのレッサーパンダの冷蔵庫にリンゴを届ける日です。そのリンゴの選別ならできますよ、良かったらお願いします」とのお言葉…!僭越ながら、選別させていただきました(`_´)ゞ
ネネちゃん💕💕
バックヤードはダメでしたが、普通の観覧通路はオッケーだったので一安心です(笑)
暇そうなロンくん(^^;)
午前中に作ったエサ(切った野菜や果物など)を用意し、ここにペレットなどを追加して各獣舎のバックヤードにお皿を置いて行きました。
閉園前なので、収容しつつ動物たちの様子も観察させていただきました。
上の写真はアライグマのアンナちゃんですが、ちょうど話題のカールくんもいました。もちろん、マンホールの中に(´∀`)
せっかくなので、マンホールの中から出て、もう一度中に入るところも見せていただいたり(笑)
でもこの日は警戒されてしまったのか、収容拒否(^_^;)
飼育員さんが写真のようにバナナで誘いますが、結局私がいる間はバックヤードに帰りませんでした。うーん、申し訳ないです(^_^;)
作業が終わり、1人一種、好きな動物(動物園の方が用意してくださった中から)を選んで抱っこして記念撮影。
アルマジロちゃんを抱っこしました(´∀`)
なかなかガチの飼育体験で、学生の時の実習を思い出しました(^_^;)
帰ってから疲れてしばらく寝てしまったのも、学生の頃と同様でした(笑)
たった1日の飼育体験ではありましたが、普段飼育員さんがどれだけのことに目を向けて動いているのかがよくわかり、とても勉強になりました。
掃除中に部屋の様子を見て健康状態のチェックをし、ブラッシングや声をかけるなどしてコミュニケーションをとり、イベントでは動物だけでなくお客さんの様子も気にかけ動いて。もちろん、特別なことがなくても、空いた時間には動物の様子をしっかり観察したり、エサやりをしたそうなお子さんがいれば、声をかけてエサやりをさせてあげたり、動物園ファンぽいお客様と動物についてお話したり。
全ての感覚を常に鋭く持ち、気配りを忘れない。そんな姿に改めて感動し、尊敬しました。
…と同時に、自分には無理な仕事だなーと思ったり(^_^;)大変だもの〜
動物園の柵の外側にいる自分が、動物園の柵の中に入ってみた…という感じでしたが、柵の外と中は全くの別世界でした。
柵の中では常に動物のことと外のことを見て考えなければならないのだなぁ、ということを身をもって経験しました。
貴重な時間を過ごすことができました。改めて、茶臼山動物園の皆様と動物たちに感謝します。ありがとうございました。
茶臼山動物園の大人のための飼育体験は、毎年9月末頃に行われています。
好きな動物に当たるかは運次第ですが(笑)、いい経験をすることができるので、ぜひ興味を持たれた方は参加してみてくださいね。