大好きなあの子に会いに。
秋の京都に訪問しました。
はじめまして!
今年、京都市動物園で生まれたレッサーパンダの子どもです。
京都市動物園でレッサーパンダが誕生したのは約20年ぶりとのこと。おそらく、中国から日本の各園にレッサーパンダのペアが送られた、その頃に生まれた子ども以来の誕生だったのだと思います。
それまで繁殖の止まっていた京都市動物園ですが、2年前に中国からレッサーパンダのペアが来日、そのペアであるウーロンとジャスミンの間に子どもが生まれました。
写真の子はウーロンとジャスミンの初の子どもということです。
ジャスミンがお気に入りだからなのか、この子のことも可愛くて仕方がありません。初めて会ったのに、可愛くて可愛くてたまらんです…。
はしご登りもお手の物♪
母親のジャスミンの姿がないのは、この子が人工哺育に切り替えられたためです。
ジャスミンは今年双子を出産、初産ながら落ち着いて子育てをしていました。しかし、1ヶ月後にジャスミンが体調を崩し、双子の片方も肺炎のためにこの世を去りました。
ジャスミン休養を優先し、やむなくこの子は人工哺育となりました。
子どもができて、無事生まれて、無事育つ、というのは簡単なことではないと改めて思いました。
京都市動物園のレッサーパンダ放飼場は数が3カ所と少ないため、なるべく多くの個体を展示するにはコパンダが誰かと同居する必要があったそうです。
母親のジャスミンにも会わせたそうですが…どうやらジャスミンは子を受け入れられなかったようです。
仕方のないことですが、ニンゲン目線だと少し悲しいですね。
最長老の茶々さんが同居パンダとして選ばれたそうですが、まだ練習中とのことで、この日はコパンダ単独展示。茶々さんには結局会えませんでしたが、長い入院も終わり、元気にしているようです。
ぜひ、練習がうまくいったらコパンダと茶々の同居を見てみたいものです(^ ^)
ちなみに、もう笹を食べています。ああもう後姿さえも輝いている…。
室内なのでわかりませんが、おそらく両親よりもかなり色の薄いコパンダ。日本平でまつば(まっくろくろすけのクロちゃん)を見たせいもあるのかしら…(笑)
綺麗なグラデーションしっぽはお父さん似です。
高めの鼻と愛嬌の良さはお母さん譲りかな?
人工哺育のためか、かなり近くに来てくれたり、目線をくれたりします。
人の動きにかなり敏感なので、おどかさないように気をつけて見ていました。
この日は朝イチから京都市動物園です。
9時の時点で、すべてのレッサーパンダ放飼場に笹が入れられていました。
コパンダのところにも笹がたっぷり。板の上に1束、床にも1束、水につけて濡れている新鮮な笹でした。
板の上に乗って笹を食べるコパンダくん。食べては、板の端に行って毛づくろいをし、また食べては毛づくろい…どうやら濡れ笹で身体がビショビショになっており、それが気になって毛づくろいをしているようでした(^^;
毛づくろいに夢中になりすぎて…このあと落下しかけました(笑)板に爪をかけてなんとかしのいでいましたが、大丈夫なのかこの子は(´Д` )
ちなみにこのあと、板の上の笹で遊びすぎて本当に落下しました(笑)床の笹がクッションになったようですが、板の上から落ちてきた笹の下敷きになってしまったり(^^;;
…大丈夫なのかこの子は(´Д` )
続きます(^ ^)